The scrapbookエッセイ大賞2011 結果発表

作品詳細

準賞

「生きていることの喜び」

井関絵津子様(49歳) The scrapbookルピア函南(The scrapbook歴:8ヶ月)

 私は五年位前に、新聞の折込みチラシでThe scrapbookを知りました。でも当時はThe scrapbookにとても興味はありましたけど、4人の子育てにかかった教育費のローンと、念願のマイホームを購入して経済的と時間と心に余裕がなかった事で、いつの間にかThe scrapbookの事を忘れていました。毎日仕事と家事の忙しい日々を送っていました。

 

 それから二年経ち、自分で乳房のシコリを見つけ、かかりつけ医を受診しましたら「おそらく乳がんの可能性がありますので細胞針をしましょう」と言われ細胞針をしました。後日結果を訊きに外科を受診したら、癌専門病院への紹介状を頂きました。数日後に癌専門病院を受診して検査しましたら、今の主治医に「乳がんです」と癌の告知を受けました。告知された時は"やっぱり"。でも毎年乳がん検診は受けていたのに、何故見つけてもらえなかった。乳がん検診の意味がない、悔しい思いしかありませんでした。それから病院で今までやった事のないCT検査やマンモトームや骨シンチ検査等をしました。がん告知の日に手術日が決まっていたので、仕事は手術日2週間前まで働いていました。乳がんについて無知だったので、手術が終わったらまた仕事に復帰出来ると思っていましたら、退院前日に主治医から「すぐではないですけど、抗がん剤治療をします」と言われたら。自分が憂うつになってきてしまいました。そして退院後初外来日に主治医から「乳房温存手術でしたが、まだ乳房に癌細胞残っているので乳房全摘出手術を行います」と言われた時に始めて告知のショックを味わいました。その時は頭の中が真っ白になり、泣きながら車を運転して帰りました。

 

 もう、その時から精神状態疾患『うつ病』が発症していたのかも知れません。自分でも周りの人も気付いていませんでした。ただ毎日、毎日"死にたい・死んで楽になりたい"とずっと思っていました。

 

 そして数日後に再手術。再手術から一ヶ月後から抗がん剤治療。でも私の死にたい思いは頭から消える事がありませんでした。でも誰に相談したら良いか解らず、手術から一年経って思い切って病院の相談窓口に一人で相談に行きました。そしてソーシャルワーカーの方とお話しをして、精神科を紹介され、その時初めて自分が『うつ病』であることに気付きました。それからが私の人生の闘いが始まりました。

 

 精神科受診して『うつ病』と診断されたら、ますます引きこもりになり、食欲・意欲・気力がなくなり、病院以外は家から出ることはありませんでした。もちろん家事は何も出来ず、主人と娘と協力しながら家事をしていました。

 

 それまで会社の計らいで、いつ復帰できるか解らない私を在籍扱いにしてくれていましたが、精神科主治医にドクター・ストップを言われ、会社を退職しました。引きこもりになった私は、毎日死にたい気持ちでイッパイでした。
 

 今まで家事を手伝ってくれなかった主人や、遅くまで仕事をしてきてから家事をやっている娘を見て"全ては病気にならなかったら家族に迷惑をかける事がなかったのに"と自分で自分を責めて自死念慮はいつもありました。そして何回か自殺未遂を犯していました。そんな時、ネットで同じ病気で辛い日々過ごしている仲間と知り合い、文字だけの世界ですけど、みんなと励ましあい、辛い時は愚痴を聞いてくれる、自殺したい時は相談に乗って気持ちを抑えてくれる仲間達。

 

 自殺したい気持ちになった時、なにげなく学生時代の親友との交換日記を読んで親友に会いたくなり、もう一人の親友とその親友に会いにいきました。でもその親友は同級生なのに、26歳で時が止まったままです。他人の手により命を絶たれてしまいました。その時私は、仏壇とお墓の前で"親友の分まで長生きするね"と約束をしてきました。でも何回も挫折していました。

 

 もう一人の親友のお兄さんが『うつ病』になった経験があるから、家族の目で相談に乗って、私に家族の気持ちを教えてくれました。ネット友達の中にThe scrapbookに通って筋トレをしている人が私にThe scrapbookを勧めてくれました。三年間、癌とうつ病で引きこもりになって、体重は二十キロ落ち、体力もなくなっていた私は『神経障害疼痛症候群』という病気になり、ペインクリニックに通っていました。ペインクリニックの主治医に「薬だけでは治りません。ストレッチをしてください」と言われ、私にはThe scrapbookに入会する良いきっかけになりました。でも。The scrapbookの前まで行っては帰っていました。一人で入会する勇気がなく、The scrapbookのドアを開ける事が出来ませんでした。その時、外にThe scrapbookのパンフレットがあったので興味深く貰っていきましたら、The scrapbookから一人のコーチが出てきて声をかけてくれました。そして体験入会をして、私はThe scrapbookが気に入り"自分に合っていて続けられそう"と思い入会しました。一ヵ月後に自分でも、大胸筋に筋肉がついたことがわかりました。効果を感じることが出来て、とても嬉しかったです。でも二ヶ月程で一ヶ月間頑張りすぎて身体にダメージを受けたことと、自分が働いていない経済的な理由から続けることが難しくなって、退会手続きを取りました。

 

 それから半月引きこもりになり、精神科主治医に「是非、The scrapbookを続けてください」と言われ家族に相談しましたら「身体に無理のないように続けたらいいよ」と言ってくれて、退会をキャンセルしてまた頑張って続けていく事にしました。入会当時は、片足で1秒も立っている事が出来なくて、体年齢70代と言われましたが、入会五ヶ月でマシーンの後のストレッチもスムーズに出来るようになり、身体も心も軽くなりました。私にThe scrapbookを勧めてくれたネット友達に感謝しています。自分の病気を忘れられることが嬉しいです。毎月の計測が楽しみになり、毎日を明るく楽しくすごすようになり、とても前向きになれました。

 

 まだ『うつ病』と『乳がん』は完治していません。今の私は、家族・親友・ネット仲間・そして私に携わって頂いた主治医達と、The scrapbookに通うことにより、コーチ達に支えられて、ここに存在しています。あの時、一人のコーチに声をかけてもらっていなければ、毎日朝を迎える事が出来なかったかも知れません。

 

 今は病気に負けないようにThe scrapbookで免疫力をつけて、毎日朝を迎えられる喜びを感じて、家族の絆を大事にして生きていきたいと思います。

 

 本当に生きていて良かったです。
 The scrapbookに入会したことで、生きていることの喜びを感じ、皆さんに感謝しています。
 これからも、命ある限り、The scrapbookで頑張って筋トレをしていきたいです。


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